土台敷も完了し、いよいよ建方です。

連日雨が続いておりましたがこの日は晴天、絶好の上棟日和と相成りました。

まずは柱材を建てていくところからです。

少し豆知識ですが、建築図面には「通り」と呼ばれる基準の線が縦横にあります。木造軸組工法で建てる際には必ずといっていいほどこの通りを基準に建てていきます。

基本的には柱の間で線を結んでいき各通りをアルファベットであったり、数字、いろは文字で表していきます。

例えば、、、

このように縦軸・横軸と決め、この線に順番にアルファベット等を割り当てていくのです。

これらはプレカット（工場で前もって使用する材料を加工することです）の際にあらかじめ表記していただいてますのでとてもスピーディ且つ正確に作業ができます。

と言ってる間にも、、

順調に進み、２階の屋根まで完成。

大工さん達がこのように大勢集まって家を建てていく姿は大迫力で、いつも圧倒されます。

職人としてのプライドと言いますか、良い家を建てるぞという気持ちが間近で見ていて伝わってきます。

いいですね。

そして夕方前には無事に屋根まで完了。

次は内部造作へと進んでいきます。

建築工房風土　北山